2007年03月12日

バレンシアガ:財布の生地について

皮革
皮革とは、動物の皮膚を生のままないしはなめしてあるものを指す。しかし、20世紀以降では人工的に作られた人工皮革(合成皮革、商標名「クラリーノ」「エクセーヌ」など)があるため、それを含んでこう呼ぶ場合がある。その場合、動物の皮膚をなめしたものを人工皮革と区別するため、天然皮革(てんねんひかく)という場合もある。

皮革の中でも、元々生えていた体毛まで利用するものは毛皮という。


なめし
動物の皮は、一般にそのままだと固くなったり腐敗してしまったりする。これらを防ぎ、皮を柔らかくして耐久性や可塑性を加え、皮革として利用するために必要な作業がなめしである。 なめしの工程では、腐敗しやすい動物の脂やたんぱく質を除き、コラーゲン繊維を残す。また、柔らかくするために主に合成の脂(リンスと同じ)を再度入れる(加脂)。

なめしには、元来植物由来のタンニンなどが用いられてきたが、現在では化学薬品で処理されることが多い。主にはクロムが使用されるが、その作用機序は皮の蛋白質とクロムの錯体を作って、耐熱性等の性能が向上し、革となる。さらに、タンニンとクロムなどの金属を組み合わせたコンビネーションなめしという方法も用いられてきている。

タンニンなめしの特徴として、切り口(コバ)が茶褐色、型崩れし難く丈夫、染色し易い(染料の吸収がよい)、吸湿性に富む、使い込む程艶や馴染みがでる、などがある。反面、タンニンでなめす場合、タンニンを革の中心部分に浸透させるために、タンニン濃度を徐々に上げる必要があるため(濃度が高いと表面にだけタンニンが結合し、後で浸透しなくなる)工程数が多くなり、30以上の工程を踏まえる必要があるため高コストになるという点がある。よく皮革製品で「飴色になる」と表現されることがあるが、それはこのタンニンなめしの革製品の艶と馴染みによるものである。
posted by BB at 19:07| バレンシアガ:財布の生地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。